2かいだてのいえ

~あたたかい家づくりを目指した備忘録~

初回プラン修正。

2019年9月中旬に初回プランへの修正要望ヒアリングを行いました。
設計士さんには初回要望を踏まえ綿密に考えていただいていたので大幅な軌道修正はありませんでした。




が、

大幅な修正は無かったと言っても、『根本的には』という意味で、細かい確認や要望はもちろん伝えています。
その検討を踏まえて、9月下旬に修正プランをご提示いただきました。


我が家の予定地には、南側と西側に民家があります。土地に多少余裕があるためキツキツな配置にしなくてもよい利点がありました。
そして、その南西側には隣家の緑も見える「抜け」があるため、大きめの窓を設置する提案をいただいていました。

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初回プランを提示していただいたのち夫婦でいろいろ考えました。スケールでそこら中を測ってはあーでもないこーでもないと。
話し合う時間がなかなか取れないため、それぞれ図面に想いを書き込んで朝に顔を合わせた時に共有。
バージョンアップしたものを基にそれぞれで悩むという時間を過ごしました。

私達の今までの常識からするとやっぱり小さいか!?、窓が大きすぎて西日が怖い、などとスタート地点に戻りかけたり。。
風呂広さと玄関広さ、ランドリー広さのバランスが一番の悩みで、コッチを広くしたらコッチが不便など堂々巡りの検討を重ね、我が家の意見として設計士さんにそのまま提示。

修正プラン提示まで1ヶ月の間メールのやり取りを続け、悩んだ部分を図面に落としてもらい比較。

出てきたプランは初回のA1からバージョンアップを重ねてA8にもなっていました。検討は大変だったと思います。ありがとうございました。

修正図面を見ると修正点はシンプルといえばシンプルですが、私たちの想いや考えを具体化してあります。
一方をとって一方を諦める訳ではなく、折衷案として家を大きくすることなく、風呂・玄関・ランドリースペースを上手く収めてもらっていました。
自分では思いつきませんでしたが、なるほどこうすればイケるのかも、と思わせてもらえる配置になってます。流石プロ。


実は、当初はランドリーには無理に収納を設けなくてもいいかな、とも思っていました。
いろんなブログをみてにわか知識を付けていく過程で気づいたのですが、ランドリーの収納がなかったら、洗う⇛乾かす(乾太くん)⇛たたむ⇛しまうの「しまう」だけ下着類を除いてほぼ全て2階という洗濯動線になっていました。
今のアパートは2階で干して1階で畳んでさらに2階にしまうという、解消すべき状況なのに深く考えてなかったのです。
日常的に使用する大人服や子供服を1階に収納できることで、洗濯動線的なストレスはかなり減る(無くなる?)のではないかと思います。


『この部分は仕方ないか』とか『考えるの面倒だからまぁいいや』と半ば妥協したり、あまり深く考えないことで『そもそも問題に気づかない』となると、完成後の後悔に繋がる可能性が高いと思います。
家電などはかなり悩んでから買うタイプ。
ここまで考えて(もらって)いれば、失敗したかも!?というところがあっても諦めというか納得できそうな気がします。

これで基本設計はほぼ決まりました。

ようやく設計契約となります。

そして、待ち望んだ3Dパース!をみせてもらいました。


設備編 お風呂選び。

初回プランをいただき、間取りの検討を行う上で優先して考えなければならないのは壁の配置。
家を大きくしすぎないという方針の我が家では浴室の大きさがとても重要で、設備では一番悩みました。
少し長くなりますが、決定に至る経緯を備忘録として記述します。

浴室への希望

私たちの浴室への希望は〝アパートより広ければよい〟ということ。
今までの社宅とアパートの浴室は0.75坪のもので、子供たちと入るとギュウギュウです。
いつもギュウギュウで入っていたので、実家の0.75坪の浴室で子どもと一緒に入浴しても充分だと感じていました。
子どもと一緒に入るのはあと少しですし、当初から浴室よりも脱衣洗面の広さを優先させたいと思っていたこともあり、浴室の大きさは0.75坪か0.75坪あればよくて、1坪も要らないな、と思っていました。

 

アパートと実家の浴槽内側の長手内寸法差は約17cm。浴槽でこの差はかなりでかいので快適度合は当然違います。
しっかりと確認しないと建築後の後悔事項筆頭になる可能性が高いと思いました>_<

 

また、間取りと壁(柱)の配置に関係するので浴室サイズが決まらないと基本設計が決まらないため、初回プランをもらった翌週にショールームに実物を見に行きました。

浴室サイズ、柱芯々サイズ

ユニットバスの内寸規格は色々ありますが、我が家で採用した「TOTOサザナ」のカタログによればサイズ感は次の通り。
0.75坪  1216(浴室内寸1200mm×1600mm、浴室柱芯1365mm×1820)
0.75坪 1317(浴室内寸1300mm×1650mm、浴室柱芯1517mm×1820)
1坪    1616(浴室内寸1600mm×1600mm、浴室柱芯1820mm×1820)など

バスのサイズ
出典:住まいるOSCAR

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TOTO サザナ 1216

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TOTO サザナ 1317

出典:TOTOシステムバスルーム サザナ オンラインカタログ


TOTOLIXILも1216はありましたが、1317は出る数が少ないということで近場に実物展示はありませんでした。
また、ショールームを回って調べていくうちに、浴室内側寸法が同じでも選ぶ浴槽がFRPか人工大理石かでお手入れや傷つきにくさが違ってくることが分かってきました。

そもそも、0.75坪にも0.75坪など種類があるのも同時に知ったのですが^^;
また、長手が10cm変わっても浴室芯々は変わらない。
一番の気づきポイントは、浴室寸法が同じでも浴槽内側寸法が結構違ってくること。
実家の0.75坪を充分と感じていたのは、浴室の割に浴槽内側の下端寸法が大きめだったからでした。

ほっカラリ床

さらに、選定基準が追加されます。
それまでは浴室広さと浴槽広さでの比較しか考えていなかったのですが、現物をみて考え方が変わってきました。

TOTOには「カラリ床」と「ほっカラリ床」があり、「ほっカラリ床」は乾きやすい機能に加えて柔らかくてあったかい。この柔らかい床はTOTOだけとのこと。
浴室空間も床も導入予定の床下エアコンで暖まるので、カラリ床だけで安く済ませられればいいと思っていました。
が、実際に触れてみると確かに柔らかさに惹かれる。調べていくと、床が割れてしまう!?などのネガティブ情報も出てきましたが、それも一部のハズ。
お風呂マットを敷かずに直接座りたいので、ほっカラリ床のTOTOに絞ることにしました。

そうすると、メーカーはTOTOで浴室サイズは1216のワンサイズ上となる1317となります。
カタログ上のTOTO浴室サイズは前述の通り。1317は体感できませんが1216より10cm大きければ問題無いと割り切りました。(不安は残りますが・・)

浴槽サイズ

あとは浴槽のサイズです。
アパート、実家、ショールームでの体感とカタログ数値(+想像)を総合的に考えた結果、私にとって満足度が高い浴槽は首の当たり具合や浴槽の勾配ではなく、浴槽下端長さが長いモノでした。

TOTOサザナの1317サイズだと浴槽はラウンド浴槽かクレイドル浴槽が選べます。
クレイドル浴槽は包み込まれるようなゆったり感を味わえるけど、ゆったり入れる代わりにラウンド浴槽に比べて浴槽下端内寸が狭い。
1317だと浴槽下端内寸の差は7cm。

ゆとりをもった小さい家。リビングを広めにとっても風呂を窮屈にして毎日後悔したくない。

とても悩みましたが、我が家の結論は「TOTOのサザナ 1317 ラウンド浴槽 +細かいトコロ」になりました。

 サザナ(SAZANA)|お風呂(バス)・ユニットバス - TOTOの浴室(バスルーム)

 

決定仕様

❏浴槽:ラウンド浴槽

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*補足  1317のラウンド浴槽はステップがなく、底面がフラットになっています。

❏床:ほっカラリ床

サザナの特長3:サンジュウマル お掃除ラクラクほっカラリ床|お風呂(バス)・ユニットバス - TOTOの浴室(バスルーム)『サザナ』

❏水栓:Sタイプ

❏カウンター:ナシ?スマートカウンター?
今までもバスマットを使用して床に座って体を洗っていたので椅子は使わない方針で。
座った場合だとカウンターの上にある水栓位置が高くて使いづらい。カウンターを付けないか、奥行きがないスマートカウンターを選択できるSタイプ水栓に決定。


カウンターナシとスマートカウンターの違いはこんな感じ。
スマートカウンターはTOTOショールームでも説明がなく、ネットサーフィンで知りました。水栓も下位のタイプしか対応しておらず、あまりオススメしてはいないのでしょうか?

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❏鏡
付けるのが当たり前と考えていましたが、床に座ると高すぎておでこしかうつらない…。標準品のような大きさは要らないし掃除も手間なので、高さが自由に変えられるマグネットで付けるタイプを予定。

❏シャンプー等はタオルがけを活用して活用して吊り下げる予定。

浴室サイズやオプションは決定。
ですが、1216から1317にすることで柱芯々距離を15cm増やす必要があります。
この15cm分をどこで捻出するか、プラン決定に向けて悩みの日々が続きます。


初回プラン。②

私たちはお願いしている設計士さんからしかプランをもらったことがないので、一般的?な家づくりがどうなのかは分かりません。

隣家の窓や季節ごと時間ごとの採光も考慮されておりイメージし易かったですし、リビングは広めに確保され家事動線も使いやすそう。収納は漠然と確保するのではなく具体に何をいれるかが示されていました。
その他にもヒアリング時に伝えた現状の不満や要望、憧れを上手い具合に落とし込んでもらっていました。

ですので、初回プランに対してどうしても変えてほしい!という事項はありませんでしたが、基本設計に影響しそうな事項いくつかありましたのでメモしておきます。


・風呂の大きさ。0.75坪だと小さいかも。大きい風呂はいらないが窮屈だとストレスになるし。。これが我が家には大きく影響しました。0.75坪や1坪を比較検討することに。改めて記事にしたいと思います。

・南西窓の配置大きさ(西側窓が大きくて西日が不安、窓が大きすぎて暑さ寒さ大丈夫か、庭の使い方や見せ方)

・吹き抜けサイズ。インターネット上には吹き抜けのデメリットも目に付く。吹き抜けのある家に住んだことが無く心配症な私達には少し不安。
超高断熱住宅では心配無用?

・二階廊下に収納設けるか。

・etc、、


初回プランを日々眺め、友人や親にも意見を聞き、ショールームに行き、気になる点をまとめて初回プラン後のヒアリングを迎えます。

初回プラン。①

2019年9月1日
言いたいことを言いまくった初回面談から数週間後、楽しみにしていた初回プランをいただける日が来ました。

その間、間取りや予算について調べたり、ファイナンシャルプランナーへの資金相談などを行って過ごしましたが、常に家のことを考えていました。
当然楽しみなのですが不安もあり。

当初はあまり「小さい」家にはこだわりはなく、身の丈に合ったちょうどいい家を、くらいに思っていました。
それも、これから建てる家での生活もちゃんとイメージしないまま30坪ちょっとかなぁと甘い考え。

「リビングは広く」と希望を伝えていましたが、坪数が増えれば予算も増えるわけで…
予算との兼ね合いもあり、ゆとりは残しておきたい。
子どもが巣立ち部屋が余った実家をみていても、超高断熱の小さい家は将来にわたって快適に暮らせる最適解なのかも。

住宅小さい家に魅力を感じるようになり、ワクワクドキドキしながらいただいたプラン。


提案プランが似た感じにも見えましたが、そこに至る検討案と提案プランに収束していった過程も解説していただき、とても納得できました。


プランの前にゾーニングです。 
我が家の予定地は北東は道路に、西南は民家に接しています。
土地が多少広いことを活かし、採光・視線の抜け・民家との距離感などを考慮した配置となっています。

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全く異存なく、プランの説明に移ります。
・全プラン通じて床面積を抑えつつ広めのリビング
・吹抜けで開放感と家族の気配を感じる家
・キッチンのこもり感もばっちり
・風呂は1坪もいらないという要望どおり0.75坪でプランニング(風呂サイズで悩むことに。。)


❏プランA1(南北3.5間×4間)

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・吹き抜けと大きめの窓で南西側に気持ちの良い抜け
・リビングが長方形になることで広がりを感じられそう
・道路正面から玄関下屋を望める(カッコよくて好み)
・西日がキツイ?
・要望が各所に反映されつつ提案もあり、すぐに意見が出てこない(満足度が高いということ!?)


❏プランA2(南北3.5間×4間)
・プランA1では西側に階段配置していた階段を南側に配置
・南西側の抜けをより大きく感じられるか
・階段で南側の光を遮る形になってしまう
・西日がさらにキツい??
・子供部屋が広くなるが、寝室の収納が減る。


❏プランB(南北4間×3.5間)
・プランAを90度回転させた形
・リビングが正方形に近くなり、リビングの収納量が増える。
・プランAよりリビングの広がり感がすくない?
・Aプランでは道路正面から階段下屋を望めるが側面から入る形になる


土地が広めで採光は問題なさそうですので、もともと二階リビングは考えていませんでした。
また、現在住んでいるアパートの間取りとの比較図も提示してもらったのが良かった。寸法だけではなかなかイメージできない空間サイズが具体化されたと思います。

家事動線や収納だけでなく、庭の使い方なども総合して考えられており、ぼんやりとしていた私たちの望む家がカタチになっていました。
それぞれのプランを考えた過程、長所・短所などの説明を聞き、いかに生活しやすいか、私たちでは到底思いつかないところまで考えてくださっているんだなぁと嬉しくなりました。

打ち合わせ後も夫婦で話し合って3プランを何回も見ましたが、やはり設計士さんオススメのプランA1に戻ってくる。しっくりきているということだと思います。


私たちはリビングが一番広く、南西にひらいたプランA1をベースにお願いすることにしました。

【要望リスト】を考える。~ちかはんかいだてのいえ~

初回面談の後、設計士さんへ家に対する希望を伝えるため、この時点での自分たちの考えを整理しました。
設計士さんのブログで内容を紹介していただいています。

設計士さんのブログにもあるとおり、同じ設計事務所で素敵な家を建てられた施主さんの考えをかなり参考にさせてもらっていました。勝手にスミマセン^^;
設備などの検討過程をみてもスゴく考えられているのが分かります。家は設計士さんや大工さんだけではなく施主も含めて造りあげるんだなぁと身の引き締まる思いです。


ここ数年、仲間たちが家を建てていくのを羨望の眼差しでみていたので、要望リストには良いか悪いか色々詰め込んでしまった感がありますが、私たちに本当に必要なものが何なのかを考えるとても良い機会でした。
設計士さんからプランをいただいて、私たちの考えがどう変わっていくのか、気づかなかった部分に気づいていくのか楽しみです。
備忘録として要望を記載します。

❏家に「これだけは叶えたい」というものはなにか。
(具体的なことでも抽象的なことでも可。家への「想い」)

 ☆あたたかい家

 ☆緑のある家

 ☆耐震等級3

❏希望する部屋数
(例:LDK+寝室+子供部屋×2。客間は不要。トイレは1階と2階に必要か)
LDK(客間は不要だが、お仏壇を置くスペースが欲しい)+寝室+子供部屋×2
・子供部屋の仕切りは成長してから設置
・2階トイレ必要

❏それぞれの部屋に具体的な要望があれば
(例:洗面脱衣室は広く。個室は狭めでも良い。)
LDK
・お仏壇は少し奥まったところにあって欲しい。
・ランドセル、学用品置き場、おもちゃの収納
・子供が床に座ってTVを見るときにある程度の距離(2m以上)がとれるように、ゆとりが欲しい。(→今のアパートはTV前のスペースが狭く、気づくとTVに接近して見ているのが気になってます。)

●浴室、洗面脱衣室
・浴室は0.75坪でもいいので、洗面脱衣室は広くしたい。

●個室
・広すぎず、狭すぎず。

❏キッチンへの要望(例:対面キッチン。ガスor IH。その他こだわり)
・天井は低めで。高い収納が使いにくいのと、いつもキレイにしておく自信がないのでオープンすぎないのがいい。
・ガス希望
・対面キッチン
・シンクの並びは、左側からガスコンロ、作業スペース、シンクが希望。
・シンクの下は開けてゴミ箱のスペースに。
・食器棚欲しい

❏収納の要望
(仏壇、神棚、ピアノ、自転車、など新居に置くことが決まっているものはあるか)
(タイヤ、除雪用具など外収納の必要性)
・お仏壇、電子ピアノ(電子ピアノは2階の廊下でも可)
・自転車、タイヤは外収納におきたい
・冬季の冷収納は欲しい
・可能な限り造作としたい
・シューズクローゼット、コート掛けを玄関脇に欲しい

❏洗濯へのこだわり(例:外干しor 中干し。乾燥機ありなし)
・乾燥機希望(乾太くんが有力)
・中干しで終わらせたい。
・布団は布団乾燥機使用。

❏食事中はTVを見るか(ダイニングテーブルとTVの位置関係)
・見えなくていい。

❏必要な駐車場の台数
(例:2台。+カーポート必要)
・今は1台、カーポート必要。勤務地次第では2台になる。
・来客車を駐められるスペース。

❏その他なにかあれば(どんなことでも)
・ダイニングテーブルとキッチンカウンターの位置はつなげてみたいけれど、どちらでもいい(強いこだわりというわけではない)。
・軒下をうまく活用し、半屋外空間を作りたい(ニンニクや玉ねぎを干せる)。
・雨の日に車から降りて濡れずに玄関まで行けるようにしたい。
・庭との繋がりがあるといい。

などです。


子どもたちにも改めてヒアリング。
☆娘⇛2階にトイレがあるおうち希望。
☆息子⇛100階建てで4人乗りエレベーターのあるおうち希望。あと、秘密基地(床下空間)。
希望として聞いておきました。2階トイレと秘密基地《ちかはんかいだてのいえ》はお願いしましょう!!


間取り思案中

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設計事務所との初回面談。

設計事務所との初回面談は2019年7月初旬に行いました。

アパートまで足を運んでいただきありがとうございます。

 

精一杯の掃除と整理整頓して緊張してお迎えしました。

おいでになった設計士さんは柔らかい雰囲気をお持ちの方でした。

 

初めてメールを送ったときは、

「返事きた?」

「まだ。」と、

2人でソワソワ、ドキドキ。

 

ブログを読み漁り、世界一周の旅をされていたことや家に対する考え方などを予習しました。

実際にお会いして、”豊かな生活を送る”という点に共感し、疑問に思っていたことにも納得できる返答をいただき、探し求めていた『ストンと心に落ちる』感覚を覚えました。

 

地元に戻り、地元で家を建てます。

今後また転勤があり、子どもたちも進学などで家を離れて行くと思います。

帰る場所としての、待つ場所としての、みんなの集合場所となる我が家をこの人にお願いしたいと思いました。

 

世界一周の旅の際に書かれたスケッチを見させていただいた時、とても素敵なスケッチで芸術家なんだなぁと改めて思いました。

芸術的な能力に極めて乏しい私たちは、家ができる過程を子どもたちに見せたいと思っています。

”モノをつくる”仕事ってかっこいい。

子どもにはいろんな仕事があることを知ってほしいです。
お菓子もテレビもゲームも文房具もお家づくりもいろんな人が携わってつくりあげてるんだと、少しでも理解できればもう少し大事に使ってくれるかなぁ^^;
 

 

話が逸れましたが、私たちが建てたいと思う家は

 ☆あたたかい家(高気密・高断熱)

 ☆緑を感じられる家

 ☆耐震等級3

 

最近はあまり行けていないのですが、古民家が好きで、旅先で〝豪農の館 ◯◯家〟を発見すると自動的にコースに組み込まれます。

建築的なことはわからないのですが、

梁長ーいとか、畳でっか!とか、この石どうやってあげたの?!とか、冬寒そう!とか、階段が急すぎるぅぅとか言いながら、見てまわります。

 

何が言いたいかというと、

古いモノに魅力を感じます。

杉板の経年変化が好きです。

私たちも一緒に経年美化(できる?!)したいです。

杉板外壁の耐久性の高さやメンテナンスにもお金がかからないことも決め手になりました。

 

「夏の日射について」などの疑問点には、実体験をもとにお話してくださるので説得力があります。

誠実であり、イイとこ探しがうまい。

 

また、施主様のご厚意で建築途中の家を見させてもらい、

この設計士さんが提案した空間を体感することができたことも大きかったかもしれません。


まとまりのない文章になりましたが、いろいろと思いをお話できてとても有意義な初回面談でした。

 

 


カマキリとの対決。敗北(さわれず)。
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設計事務所の紹介


私たちが家づくりをお願いしている設計事務所の登場です。

色々調べてたどり着いた事務所は エスネルデザイン

 

 

 

超高断熱

全館空調で快適空間

高基礎、床下メンテ、床下収納

構造計算された耐震性の高い家 などなどなどなど

 

あれ?私たちが気になるキーワードがたくさんある!?

 

 

これらはほんの一部ですが、ブログに載せている情報が多岐にわたり分量が多い。でもわかりやすいので読みやすい。

 

そして、全ての前提として「豊かに暮らすこと」を提案されています。

〝小さい家、大きなゆとり〟に共感し、

自分が納得できる部分が多かったのが決め手だったように思います。