2かいだてのいえ

~あたたかい家づくりを目指した備忘録~

設備編 トイレ選び。

トイレは「TOTOがいいよ。」と数人からアドバイスをもらっていました。

各人の好みになりますが、理由は便器の大きさやウォシュレットの当たり具合?ハネ具合?とのこと。そこまで気になった事はありませんでしたが、力説されると気になります^_^;

 

実物を見に、TOTOLIXILショールームに行きました。色々みても悩みが増えるだけと思い、パナソニックは現物も見ませんでした。

トイレは0.4坪ほどなのでタンクレスの小さいものを中心に見て回りました。
キーワードは「奥行きと座った感じ」です。

人前で便器に座り慣れていないので(←当たり前じゃ)何だか少し恥ずかしかったのですが、気になるものから座ってみました。

 

LIXIL:サティスS

コンパクトさを優先するならコレ。奥行きが一番小さくて650mm。前のスペースが広くとれる。
少し坐骨に当たる感じがする、かな。小さいのは魅力的です。
サティスGというタイプもありましたが、奥行きが720mmということで候補から外します。

 

TOTO:ネオレスト 

便座に座ったときに坐骨に当たる感じがすくなく、座り心地いい、気がする。
奥行きは692mmでサティスSよりも約4cm大きいが幅はネオレストのほうが2~3cm小さい。
グレードは、機能を抑えたDH、上位のAH、AHと同機能で丸みを帯びたデザインのRHがあり、着目点の奥行きは同じ。



便座が上がってお掃除しやすいなど、お便器も進化してるんですねー。
フタの自動開閉機能やトイレルームの暖房機能、センサーが人の動きを検知して瞬間的に便座を温める機能など上位グレードをみるとキリがありません。

自動でフタが開いて自動で水が流れる仕様だと、子供が他のトイレを使うときに水を流さなくなるという話しも聞きますし、自動機能は無いシンプル構成としました。

 

手洗いに関しては、タンクレスを選んだこと、洗面所が離れていることから、1階2階ともトイレ内に小さな手洗いを付けることにしました。


大きさはどちらも充分コンパクトですので、夫婦ともに座り心地が好みだったネオレストに決定。
グレードは一番機能を抑えたDH1を選択です。

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設備編 キッチン選び。

キッチン選びです。

キッチンに対しての要望は、
・ガス仕様。
・対面キッチン。
・シンクの並びは、左側からガスコンロ⇛作業スペース⇛シンク。
・シンクの下は開けてゴミ箱のスペースに。
・食器棚欲しい。
・適度なこもり感。
でした。

色々な方のブログやインスタで情報収集をして、「ぼんやりとこんな感じにしたい」というのはあったのですが、「ぼんやりと、、」でした。

そんな中、ある施主さんのブログを見つけました。どこに何をしまうかとても考えられたであろう綿密な収納計画。
・・・それに刺激を受けました。


あまり深く考えてませんでした。キッチン。
考えて悩んだ分だけ愛着あるキッチンになるような気がしてきて、
キッチンへの愛着⇛キッチンに立つのが楽しくなる⇛料理がうまくなる!??
それならばやらない手はないっ、とふんどしを締めなおしてかかります!!

造作 or 既製品?

いつもキレイにしておく自信がないので、見せる収納よりも隠せる収納がいい。
造作で扉や引き出しを付けていくと値段が上がっていくため、キッチンに限らずですが『造作にこだわり過ぎず適材適所で既製品との使い分けを』というのが設計士さんのオススメ。


新築時の憧れとして造作キッチンを入れたい!と思っていましたが、木の質感がしっかりしていれば既製品でも十分だと考えが変わりました。
他メーカーはあまり見なかったのですが、ウッドワンに決めました。木の感じが好みでしたし、シンク下をゴミ箱スペースとして開けられるなど、我が家の希望形状も対応可能。

無垢No1木質総合建材メーカー WOODONE


ショールームに行ってイメージを膨らませます。

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食洗機の幅は45cm?60cm?

食洗機は新居に入れたいと思っていた家電の1つです。食洗機は朝と晩の1日2回運転したいので、国内製よりも容量が多い海外製のものであれば45cmタイプで十分かなと思っていました。
が、それも安易に考えて後悔しては嫌なので、海外製食洗機を数種類展示してある新潟の家具屋さんで現物確認です。

海外製食洗機は家事時間を減らすため大型60cmタイプを1日1回運転することがコンセプトとされており、販売数としては圧倒的に60cmタイプが多い。小さい45cmと60cmのお値段はあまり変わらず、ランニングコストも大差ない。説明者のオススメも当然ながら60cmタイプ。


大は小を兼ねるのかしら〜、と60cmタイプに傾きつつあったのですが、60cmタイプを入れると当然ながら収納は少なくなります。キッチンを大きくすれば60cmタイプを入れても収納を確保できますが、我が家はコンパクトなのでキッチンも大きくはありません。
食洗機の使用頻度と収納量との兼ね合いを悩み尽くして、45cmタイプを選定!!

メーカーは違いますが60cmと45cmの写真です。大きさ違うなー。 45cmタイプを選択ミスと思ってしまうかどうか、実際に使い始めるまでドキドキです。f:id:syunkasyutoh:20191118235701j:plainf:id:syunkasyutoh:20191118235713j:plain


キッチン仕様

❏基本
ウッドワンsu:iji(スイージー)


❏天板
人工大理石ではなくステンレス。ステンレスバイブレーション仕上げ。
天板の高さはショールームで具合を確かめて85cmにしました。ちなみに、夫婦の身長は夫172cm、妻155cm。


❏シンク
ステンレススクエアマルチシンク
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❏ガスコンロ
リンナイ 3口コンロ ガラストップ 水無し両面焼きグリル
魚はよく食べるので今のグリルは油でベトベトです。使ったあとの掃除が苦痛で2〜3日見ないふりをすることもしばしば…。
グリルなしと悩みましたが、掃除の手間を減らせそうなリンナイココットプレートの存在を知ってリンナイ製を選択。


❏レンジフード
ガスコンロの前は壁面にするのでオシャレさよりも手入れのし易さを重視して富士工業を選択。


❏食洗機
海外製45cm幅タイプ
メーカーは日本で有名な「ミーレ」と思っていましたが、「ボッシュ」が有力か!?
お値段などを考えて何を選ぶべきか悩みの日々を過ごします。

設備編 洗面選び。TOTO?LIXILピアラ?

はじめに

洗面選びです。
選定のポイントは「掃除のし易さ」です。汚れにくさ、とでも言うべきでしょうか。

トイレとお風呂はTOTOを予定しているので、洗面もなんとなくTOTOにしようと考えていました。まとめた方が割引率も高いのかなぁーなんて期待したりして。
実際はお風呂の選定で疲労したのが大きく、他メーカーを見る気力がなかったです。

 


TOTO

TOTOにはこんなカタログがありまして、造作向け洗面器・水栓金具が掲載されています。

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以下の画像は、TOTO WEBカタログより。
こんなオシャレな感じは我が家には合いません。
また、洗面器が小さすぎたり、水栓が洗面器の外側に設置されるタイプも除外です。子どもたちが手を洗うときにビチャビチャ、父が朝に寝癖をなおす時にビチャビチャ。

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アパートの洗面台はホース・シャワー切り替え仕様なので、当然新築にも!と考えていましたが、ゴツくなるのは妻に不評で何よりお高い。必須項目ではないので除外です。

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そんな感じでひとまず選定したのは、アパートと同じく洗面器の本体上に水栓が設置されるタイプ。
洗面器は一番左。水栓は右から二番目。
間口は500mm(小さい!?)で洗面器を造作台につけてもらうことになります。



LIXIL ピアラ

写真はアパートの洗面。
どうしても水栓と洗面器のつなぎ目に水が溜まってが汚れるんです。

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TOTOの洗面器で決まったと思っていたところ、住宅関係のブログを漁っていてたまたま見つけました。
水栓側のパネルが立ち上がっている洗面器。「ハイバックガード」っていうものがあるのを知りませんでした。

使われていたのは、LIXIL | 洗面化粧室 | ピアラという商品。
掃除し易そう、水垢が付きにくそう、ホース水栓・シャワー切り替え水栓という我が家の選定基準にピッタリ。何よりお値段が高級ではなくて良い感じ。

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LIXIL WEBカタログより

 

早速ショールームへ。

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間口も500,600,750,900と選べ、コンパクトな我が家にも付けられそう。

シャワー切り替えスイッチ?がちょっと頼りない感じがしましたが機能優先で気にしない。
即湯水栓という、お湯がすぐにでてくるオプションも追加。

 

洗面はTOTOではなくLIXILが第一候補になりそうです。
少し気になる点が。
造作用として洗面器+水栓だけのセットでは購入できず、ベースキャビネットも含めての購入が最小単位となること。少し勿体無いけどバラして使うことになります。

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気になる点も含めて設計士さんに相談し、シンプルな造作に組み込んでもらおう。



初回プラン修正。

2019年9月中旬に初回プランへの修正要望ヒアリングを行いました。
設計士さんには初回要望を踏まえ綿密に考えていただいていたので大幅な軌道修正はありませんでした。




が、

大幅な修正は無かったと言っても、『根本的には』という意味で、細かい確認や要望はもちろん伝えています。
その検討を踏まえて、9月下旬に修正プランをご提示いただきました。


我が家の予定地には、南側と西側に民家があります。土地に多少余裕があるためキツキツな配置にしなくてもよい利点がありました。
そして、その南西側には隣家の緑も見える「抜け」があるため、大きめの窓を設置する提案をいただいていました。

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初回プランを提示していただいたのち夫婦でいろいろ考えました。スケールでそこら中を測ってはあーでもないこーでもないと。
話し合う時間がなかなか取れないため、それぞれ図面に想いを書き込んで朝に顔を合わせた時に共有。
バージョンアップしたものを基にそれぞれで悩むという時間を過ごしました。

私達の今までの常識からするとやっぱり小さいか!?、窓が大きすぎて西日が怖い、などとスタート地点に戻りかけたり。。
風呂広さと玄関広さ、ランドリー広さのバランスが一番の悩みで、コッチを広くしたらコッチが不便など堂々巡りの検討を重ね、我が家の意見として設計士さんにそのまま提示。

修正プラン提示まで1ヶ月の間メールのやり取りを続け、悩んだ部分を図面に落としてもらい比較。

出てきたプランは初回のA1からバージョンアップを重ねてA8にもなっていました。検討は大変だったと思います。ありがとうございました。

修正図面を見ると修正点はシンプルといえばシンプルですが、私たちの想いや考えを具体化してあります。
一方をとって一方を諦める訳ではなく、折衷案として家を大きくすることなく、風呂・玄関・ランドリースペースを上手く収めてもらっていました。
自分では思いつきませんでしたが、なるほどこうすればイケるのかも、と思わせてもらえる配置になってます。流石プロ。


実は、当初はランドリーには無理に収納を設けなくてもいいかな、とも思っていました。
いろんなブログをみてにわか知識を付けていく過程で気づいたのですが、ランドリーの収納がなかったら、洗う⇛乾かす(乾太くん)⇛たたむ⇛しまうの「しまう」だけ下着類を除いてほぼ全て2階という洗濯動線になっていました。
今のアパートは2階で干して1階で畳んでさらに2階にしまうという、解消すべき状況なのに深く考えてなかったのです。
日常的に使用する大人服や子供服を1階に収納できることで、洗濯動線的なストレスはかなり減る(無くなる?)のではないかと思います。


『この部分は仕方ないか』とか『考えるの面倒だからまぁいいや』と半ば妥協したり、あまり深く考えないことで『そもそも問題に気づかない』となると、完成後の後悔に繋がる可能性が高いと思います。
家電などはかなり悩んでから買うタイプ。
ここまで考えて(もらって)いれば、失敗したかも!?というところがあっても諦めというか納得できそうな気がします。

これで基本設計はほぼ決まりました。

ようやく設計契約となります。

そして、待ち望んだ3Dパース!をみせてもらいました。


設備編 お風呂選び。

初回プランをいただき、間取りの検討を行う上で優先して考えなければならないのは壁の配置。
家を大きくしすぎないという方針の我が家では浴室の大きさがとても重要で、設備では一番悩みました。
少し長くなりますが、決定に至る経緯を備忘録として記述します。

浴室への希望

私たちの浴室への希望は〝アパートより広ければよい〟ということ。
今までの社宅とアパートの浴室は0.75坪のもので、子供たちと入るとギュウギュウです。
いつもギュウギュウで入っていたので、実家の0.75坪の浴室で子どもと一緒に入浴しても充分だと感じていました。
子どもと一緒に入るのはあと少しですし、当初から浴室よりも脱衣洗面の広さを優先させたいと思っていたこともあり、浴室の大きさは0.75坪か0.75坪あればよくて、1坪も要らないな、と思っていました。

 

アパートと実家の浴槽内側の長手内寸法差は約17cm。浴槽でこの差はかなりでかいので快適度合は当然違います。
しっかりと確認しないと建築後の後悔事項筆頭になる可能性が高いと思いました>_<

 

また、間取りと壁(柱)の配置に関係するので浴室サイズが決まらないと基本設計が決まらないため、初回プランをもらった翌週にショールームに実物を見に行きました。

浴室サイズ、柱芯々サイズ

ユニットバスの内寸規格は色々ありますが、我が家で採用した「TOTOサザナ」のカタログによればサイズ感は次の通り。
0.75坪  1216(浴室内寸1200mm×1600mm、浴室柱芯1365mm×1820)
0.75坪 1317(浴室内寸1300mm×1650mm、浴室柱芯1517mm×1820)
1坪    1616(浴室内寸1600mm×1600mm、浴室柱芯1820mm×1820)など

バスのサイズ
出典:住まいるOSCAR

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TOTO サザナ 1216

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TOTO サザナ 1317

出典:TOTOシステムバスルーム サザナ オンラインカタログ


TOTOLIXILも1216はありましたが、1317は出る数が少ないということで近場に実物展示はありませんでした。
また、ショールームを回って調べていくうちに、浴室内側寸法が同じでも選ぶ浴槽がFRPか人工大理石かでお手入れや傷つきにくさが違ってくることが分かってきました。

そもそも、0.75坪にも0.75坪など種類があるのも同時に知ったのですが^^;
また、長手が10cm変わっても浴室芯々は変わらない。
一番の気づきポイントは、浴室寸法が同じでも浴槽内側寸法が結構違ってくること。
実家の0.75坪を充分と感じていたのは、浴室の割に浴槽内側の下端寸法が大きめだったからでした。

ほっカラリ床

さらに、選定基準が追加されます。
それまでは浴室広さと浴槽広さでの比較しか考えていなかったのですが、現物をみて考え方が変わってきました。

TOTOには「カラリ床」と「ほっカラリ床」があり、「ほっカラリ床」は乾きやすい機能に加えて柔らかくてあったかい。この柔らかい床はTOTOだけとのこと。
浴室空間も床も導入予定の床下エアコンで暖まるので、カラリ床だけで安く済ませられればいいと思っていました。
が、実際に触れてみると確かに柔らかさに惹かれる。調べていくと、床が割れてしまう!?などのネガティブ情報も出てきましたが、それも一部のハズ。
お風呂マットを敷かずに直接座りたいので、ほっカラリ床のTOTOに絞ることにしました。

そうすると、メーカーはTOTOで浴室サイズは1216のワンサイズ上となる1317となります。
カタログ上のTOTO浴室サイズは前述の通り。1317は体感できませんが1216より10cm大きければ問題無いと割り切りました。(不安は残りますが・・)

浴槽サイズ

あとは浴槽のサイズです。
アパート、実家、ショールームでの体感とカタログ数値(+想像)を総合的に考えた結果、私にとって満足度が高い浴槽は首の当たり具合や浴槽の勾配ではなく、浴槽下端長さが長いモノでした。

TOTOサザナの1317サイズだと浴槽はラウンド浴槽かクレイドル浴槽が選べます。
クレイドル浴槽は包み込まれるようなゆったり感を味わえるけど、ゆったり入れる代わりにラウンド浴槽に比べて浴槽下端内寸が狭い。
1317だと浴槽下端内寸の差は7cm。

ゆとりをもった小さい家。リビングを広めにとっても風呂を窮屈にして毎日後悔したくない。

とても悩みましたが、我が家の結論は「TOTOのサザナ 1317 ラウンド浴槽 +細かいトコロ」になりました。

 サザナ(SAZANA)|お風呂(バス)・ユニットバス - TOTOの浴室(バスルーム)

 

決定仕様

❏浴槽:ラウンド浴槽

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*補足  1317のラウンド浴槽はステップがなく、底面がフラットになっています。

❏床:ほっカラリ床

サザナの特長3:サンジュウマル お掃除ラクラクほっカラリ床|お風呂(バス)・ユニットバス - TOTOの浴室(バスルーム)『サザナ』

❏水栓:Sタイプ

❏カウンター:ナシ?スマートカウンター?
今までもバスマットを使用して床に座って体を洗っていたので椅子は使わない方針で。
座った場合だとカウンターの上にある水栓位置が高くて使いづらい。カウンターを付けないか、奥行きがないスマートカウンターを選択できるSタイプ水栓に決定。


カウンターナシとスマートカウンターの違いはこんな感じ。
スマートカウンターはTOTOショールームでも説明がなく、ネットサーフィンで知りました。水栓も下位のタイプしか対応しておらず、あまりオススメしてはいないのでしょうか?

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❏鏡
付けるのが当たり前と考えていましたが、床に座ると高すぎておでこしかうつらない…。標準品のような大きさは要らないし掃除も手間なので、高さが自由に変えられるマグネットで付けるタイプを予定。

❏シャンプー等はタオルがけを活用して活用して吊り下げる予定。

浴室サイズやオプションは決定。
ですが、1216から1317にすることで柱芯々距離を15cm増やす必要があります。
この15cm分をどこで捻出するか、プラン決定に向けて悩みの日々が続きます。


初回プラン。②

私たちはお願いしている設計士さんからしかプランをもらったことがないので、一般的?な家づくりがどうなのかは分かりません。

隣家の窓や季節ごと時間ごとの採光も考慮されておりイメージし易かったですし、リビングは広めに確保され家事動線も使いやすそう。収納は漠然と確保するのではなく具体に何をいれるかが示されていました。
その他にもヒアリング時に伝えた現状の不満や要望、憧れを上手い具合に落とし込んでもらっていました。

ですので、初回プランに対してどうしても変えてほしい!という事項はありませんでしたが、基本設計に影響しそうな事項いくつかありましたのでメモしておきます。


・風呂の大きさ。0.75坪だと小さいかも。大きい風呂はいらないが窮屈だとストレスになるし。。これが我が家には大きく影響しました。0.75坪や1坪を比較検討することに。改めて記事にしたいと思います。

・南西窓の配置大きさ(西側窓が大きくて西日が不安、窓が大きすぎて暑さ寒さ大丈夫か、庭の使い方や見せ方)

・吹き抜けサイズ。インターネット上には吹き抜けのデメリットも目に付く。吹き抜けのある家に住んだことが無く心配症な私達には少し不安。
超高断熱住宅では心配無用?

・二階廊下に収納設けるか。

・etc、、


初回プランを日々眺め、友人や親にも意見を聞き、ショールームに行き、気になる点をまとめて初回プラン後のヒアリングを迎えます。

初回プラン。①

2019年9月1日
言いたいことを言いまくった初回面談から数週間後、楽しみにしていた初回プランをいただける日が来ました。

その間、間取りや予算について調べたり、ファイナンシャルプランナーへの資金相談などを行って過ごしましたが、常に家のことを考えていました。
当然楽しみなのですが不安もあり。

当初はあまり「小さい」家にはこだわりはなく、身の丈に合ったちょうどいい家を、くらいに思っていました。
それも、これから建てる家での生活もちゃんとイメージしないまま30坪ちょっとかなぁと甘い考え。

「リビングは広く」と希望を伝えていましたが、坪数が増えれば予算も増えるわけで…
予算との兼ね合いもあり、ゆとりは残しておきたい。
子どもが巣立ち部屋が余った実家をみていても、超高断熱の小さい家は将来にわたって快適に暮らせる最適解なのかも。

住宅小さい家に魅力を感じるようになり、ワクワクドキドキしながらいただいたプラン。


提案プランが似た感じにも見えましたが、そこに至る検討案と提案プランに収束していった過程も解説していただき、とても納得できました。


プランの前にゾーニングです。 
我が家の予定地は北東は道路に、西南は民家に接しています。
土地が多少広いことを活かし、採光・視線の抜け・民家との距離感などを考慮した配置となっています。

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全く異存なく、プランの説明に移ります。
・全プラン通じて床面積を抑えつつ広めのリビング
・吹抜けで開放感と家族の気配を感じる家
・キッチンのこもり感もばっちり
・風呂は1坪もいらないという要望どおり0.75坪でプランニング(風呂サイズで悩むことに。。)


❏プランA1(南北3.5間×4間)

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・吹き抜けと大きめの窓で南西側に気持ちの良い抜け
・リビングが長方形になることで広がりを感じられそう
・道路正面から玄関下屋を望める(カッコよくて好み)
・西日がキツイ?
・要望が各所に反映されつつ提案もあり、すぐに意見が出てこない(満足度が高いということ!?)


❏プランA2(南北3.5間×4間)
・プランA1では西側に階段配置していた階段を南側に配置
・南西側の抜けをより大きく感じられるか
・階段で南側の光を遮る形になってしまう
・西日がさらにキツい??
・子供部屋が広くなるが、寝室の収納が減る。


❏プランB(南北4間×3.5間)
・プランAを90度回転させた形
・リビングが正方形に近くなり、リビングの収納量が増える。
・プランAよりリビングの広がり感がすくない?
・Aプランでは道路正面から階段下屋を望めるが側面から入る形になる


土地が広めで採光は問題なさそうですので、もともと二階リビングは考えていませんでした。
また、現在住んでいるアパートの間取りとの比較図も提示してもらったのが良かった。寸法だけではなかなかイメージできない空間サイズが具体化されたと思います。

家事動線や収納だけでなく、庭の使い方なども総合して考えられており、ぼんやりとしていた私たちの望む家がカタチになっていました。
それぞれのプランを考えた過程、長所・短所などの説明を聞き、いかに生活しやすいか、私たちでは到底思いつかないところまで考えてくださっているんだなぁと嬉しくなりました。

打ち合わせ後も夫婦で話し合って3プランを何回も見ましたが、やはり設計士さんオススメのプランA1に戻ってくる。しっくりきているということだと思います。


私たちはリビングが一番広く、南西にひらいたプランA1をベースにお願いすることにしました。