杉板無塗装の外壁。
上棟から約2か月。
待ちに待った足場の撤去。
これから玄関まわりなどに取りかかってもらいます。カッコいいです!!
我が家が選択した外壁は、市街地ではあまり見ることの無い『杉板無塗装材』。
メリットデメリットは設計士さんから話を聞きましたし、自分なりに調べてみました。が、あんまり情報が無いんです^_^;
杉板外壁のメリットとして設計士さんが言うには、
1.メンテナンスコストを抑えられる。
2.自然素材の風合いが良い。
3.経年変化を家族で楽しめる(教育活用)。
4.材の循環、日本の風景を未来につなげる。
などなど。
デメリットはやはり、木は腐る事!
これは高基礎にする効果の一つで低減できそう。
他にも、割れや反り、浮きなどの変化もあるとの事。自然素材ですから変化していくでしょう。
新潟の一部沿岸地域や佐渡の宿根木など、杉板外壁の家が多い地域があります。これは気象条件や建てられた年代、景観保存的な意味合いも影響しています。
我が家が杉板外壁を採用したイチバンの理由は見た目が好みだった事。
さらにメンテナンス費用が抑えられれば儲けもの、くらいに考えてます。
私は杉板外壁の家に住んだ事は無いので、メリットデメリットは感覚的にしか分かりません。
もしかするとデメリットの方が勝ってしまい後悔することがあるかも。
家造りをぼんやりと始めた頃はガルバニウムの外壁が候補でしたが、本格的に家造りを始めてから、設計士さんのオススメもあり杉板外壁の採用は夫婦ですぐ決定しました。
玄関部も屋根軒天も杉板無塗装材。
板張り方向も全て統一して張っていただきました。これは工務店からの提案でスッキリしてとても好み。
コーナーサッシの二階窓から切り取った青空。
大きい窓で日射取得が多くなるのは少し心配ですが、足場が外れた真新しい外観を見ると採用して良かったなぁと改めて感じてます。
これからシルバーグレイに変化していくのが楽しみです(^ ^)
単なる経年劣化とは違う、自然素材の『経年美化』を子供の成長と共に写真に残していこうと思います。
大工さんのカンナがけ体験会
2020年7月下旬、工務店と設計事務所の共催でカンナがけ体験会を開いてもらいました。
会場は施工中の我が家。
とても良い木の香りの中での体験会。
子ども達は触ったことがない工具に興味深々。触りたいのをグッとこらえて大工さんのお話しに聞き入ります。
親達は小学校か中学校の図工でカンナを使った以来の体験で結構喰いつきます。
滑らかな木材の触り心地は最高です。
ウチの子は大工さんの仕事にかなり興味があるようで、見学にお邪魔すると作業の様子を凝視。
ウチの子にとって大工さんは、自分が住む家を造ってくれる身近な存在になっています。
学校の宿題で『自分が調べたい仕事』というお題が出たときは、親の仕事ではなく大工さんを選択してインタビュー^_^;
家造りには設計士さんや基礎屋さん、電気屋さん、板金屋さん、家具屋さんなど色んなお仕事の人が関わっているんだと子どもなりに理解していたようです。
色んな事に興味を持つキッカケになってくれると嬉しいですね。
将来の夢はケーキ屋さんから大工さんに変わった!?(^_^)
新住協マスター会員って?
冬暖かく夏涼しい、快適な家を建てたいと調べていくと、いくつかの団体・組織にたどり着くと思います。
その中の一つとして『新住協(新木造住宅技術研究協議会)』という団体があります。住宅に携わる研究者や技術者が所属しており、良質な住宅の普及のために活動されているとのこと。
新住協では『Q1.0(キューワン)住宅』というものを薦めています。
高断熱住宅することで、Q1.0住宅の暖房エネルギーは次世代省エネ基準住宅の暖房エネルギーの半分以下になるそうです。
このたび、我が家が施工をお願いしている宮﨑建築さんが新住協のQ1.0住宅マスター会員に登録されました。
Q1.0住宅マスター会員とは、「Q1.0住宅の設計施工を経験し、その実績を登録した会員」とされています。
実績を基に登録を申請し、認められた場合にマスター会員として登録されるようです。
聞くところによると、申請に多少なりとも手間がかかるため、登録に値する実力実績のある施工者でも登録されていない(していない)ケースもそこそこあるようです。
高気密高断熱住宅で快適生活が送れるということを知るキッカケがあれば、家造りの視野が一気に広がり、自ずと勉強しはじめる施主は少なくないと思います。
もちろん、快適生活には断熱だけでなく、間取り、耐震性能、生活動線、空調計画、日射、メンテナンスし易さ等々色んな要素を考えないといけません。
難しいところはプロにお任せし、何より大事なのは安心して設計施工をお願いできる方に出会えるかどうか。
我が家の場合は、知人を通じて高気密高断熱住宅を建ててもらえる工務店と出会えました。
工務店のツテが全くない場合、信頼できる団体に所属・登録されていて一定の評価を受けているというのは、施工をお願いするかどうかの良い判断材料になると思います。
雨の上棟
2020年7月 上棟となりました。
天気予報通り、あいにくの雨。
『雨が心配かもしれないが、木材は充分乾燥していて、多少濡れてもすぐ乾くので大丈夫』
と事前に聞いていたのでそんなに心配はしていませんでしたし、晴れ間が出たらすぐに乾いてました。
とはいってもチョット心配だったので前日に『雨、上棟』をネットで検索してみると、いろんなブログがヒットします(^^;;
やはり心配な人は多いみたいです。養生不足などでトラブルになっている事案もちらほら。
ですが、火事にならない。雨降って地固まる。など縁起が良い捉え方もあるようで、ポジティブになれました。
一日で屋根垂木までみるみるうちに組みあがっていきます。
朝は基礎だけだったのに夕方には家の形になっていてびっくり!
大工さんってスゴイ!
荻曽根のエスネル&施主会
我が家の設計と工事監理をお願いしているエスネルデザインさんの新築2棟目の完成見学会に行ってきました。
完成写真はこちら。
施工後時間があまり経っていない杉板外壁は若々しい色で素敵です。また、杉板外壁はシルバーグレーへの経年変化を楽しめるので楽しみですね。
軒天の白と屋根の白がとても爽やかでした。白い屋根ってあまり見た事がないので新鮮です。
玄関が広くて使いやすそうでした。施主さんの要望踏まえて広くなっているとのことで、我が家はマルチWICとリビングの広さを優先して玄関はコンパクトなので羨ましいです。
リビングの特等席からは隣の公園の緑と奥に見える梅林が見渡せます。
窓枠が見えないような設計としている効果でしょうか、外と繋がってるようで空間が広く感じられました。外からの目線も気にしなくてよいのでカーテンフルオープンでも過ごせそうです。
見学会当日は雨降りで高湿度の状況でしたが暑くもなく寒くもなくサラッとした感じでとても快適でした。
収納の壁には有孔ボード、キッチン周り不燃マグボードが設置されていて便利そう。やっぱりいいです!我が家も導入します^ ^ニヤニヤ
キッチンがとてもシンプルで、どう発展していくのか楽しみです。
見学会は、エスネルデザイン初のネル友会(施主会)を兼ねていました。
新築ホヤホヤのお宅にお邪魔する緊張感と、ほかの施主さんブログを拝見して勝手に抱いた親近感を持って参加させていただきました。家づくりに関して似たような感性・考えを持っている皆様とお話できて楽しかったです。居心地が良くついつい長居をしてしまいました。
エスネルさん、施主さん、楽しい時間をありがとうございました。
子どもたちの打ち解ける能力には頭が下がります。そして何より床下秘密基地!子供は囲まれた空間がたまらなく好きですね。
我が家の秘密基地も型枠が外れて姿を現しました。
ワクワクです^_^
地鎮祭と挨拶まわり
2020年4月中旬、地鎮祭を終えました。
施工の宮﨑建築さん、設計のエスネルデザインさん、そして庭づくりのエンガーデンさんにも参加していただきました。
たくさんの奉献酒。ありがとうございました。
午前中は前日からの雨が残るとの予報で、テント内での地鎮祭を覚悟していましたが、青空も見えるとても良い天気に。
幸先の良いスタートです^_^
地鎮祭の準備は神主さんとの調整から全て工務店さんにお願いする事が出来たので、我が家が用意したのは『初穂料』と『奉献酒』。
初めてのことで何も分からない施主としてはとても助かりました。
子供達は飽きてウロチョロしてしまいましたが、鍬入れも経験してもらいました。
鍬入れ時の『エイ、エイ、エイ』という掛け声は、お家が『栄』えるという意味があるそうですね。
良い思い出になってくれると嬉しいです。
地鎮祭後はご近所さんへの挨拶まわりも。
ここ最近は新型コロナウイルスが流行っています。
対面で挨拶をするか、挨拶文と粗品をドアノブにかけて済ませるかどうか、心配性な私は前日まで迷っていましたが、何事も最初が肝心という事で対面での挨拶を選択。
ご近所さんにはにこやかに対応していただきひと安心^^;
今後長いお付き合いになりますので結果的に良かったと思います。
挨拶まわりで改めて感じたのは、ご近所さんはお庭をとてもきれいにされていて緑が多いという事。
しっかり借景にさせていただきます。そしてご近所さんに負けないよう我が家も庭づくり頑張ります!!
教えてもらえるくらい親しくなりたいものです。
住宅の模型と3Dパース
工事請負契約の際に住宅模型をいただきました。
我が家は図面での検討を重ね、基本設計の終盤に3Dパースを見て詰めの検討を行ったので、模型を見たのはプラン確定後という事になりました。
細部も作られていてとてもワクワクします。
模型でプラン提案し、修正を重ねる場合はあるのでしょうか。とても大変な作業になると思います。
完成プランの模型と検討段階の3Dパース。
3Dパースでは内外のあらゆる視点からプランを見ることができ、設定した日時の日当たり具合や、隣家との距離感はとても参考になりました。
素人には平面図を立体的に捉えるにはなかなか難しいので、イメージを具体化する何かしらの手法はとても有り難いです。
子どもは図面には見向きもしませんし、3Dパースにはそれほど喰いついてきませんでした。聞いてみると3Dパースは分かり難いとのこと。
模型には喰いついてきます。自分の部屋などがイメージ出来て面白いのでしょう。
ガツガツさわってくるので飾ってはおけません(^^;
設計の確認や検討依頼をする際も、図面では伝わり難いイメージを3Dパースのキャプチャに加筆することで多少はスムーズなやり取りが出来たと思います。
例えば、玄関ドアを開けてからリビングが丸見えにならないように、かつ閉塞感がないようにするための改善などに役立ちました。
キッチンからリビングを見た感じ。
洗濯➡︎乾太くん➡︎収納の動線確認。
玄関入ってリビングを見た感じ。分かり難いですね(^^;)
これを見て、壁の一部を棚にして広がりを感じられるように修正してもらいました。
建築予定地には地縄が張られました。
よく聞く話ですが地縄が張られた状態だと結構狭く感じます。
上棟するとグッと広く感じるようですがちょびっと不安です。。