2かいだてのいえ

~あたたかい家づくりを目指した備忘録~

新住協マスター会員って?

冬暖かく夏涼しい、快適な家を建てたいと調べていくと、いくつかの団体・組織にたどり着くと思います。

その中の一つとして『新住協(新木造住宅技術研究協議会)』という団体があります。住宅に携わる研究者や技術者が所属しており、良質な住宅の普及のために活動されているとのこと。

 

新住協では『Q1.0(キューワン)住宅』というものを薦めています。

高断熱住宅することで、Q1.0住宅の暖房エネルギーは次世代省エネ基準住宅の暖房エネルギーの半分以下になるそうです。

 

このたび、我が家が施工をお願いしている宮﨑建築さんが新住協のQ1.0住宅マスター会員に登録されました。


Q1.0住宅マスター会員とは、「Q1.0住宅の設計施工を経験し、その実績を登録した会員」とされています。

実績を基に登録を申請し、認められた場合にマスター会員として登録されるようです。

聞くところによると、申請に多少なりとも手間がかかるため、登録に値する実力実績のある施工者でも登録されていない(していない)ケースもそこそこあるようです。

 

高気密高断熱住宅で快適生活が送れるということを知るキッカケがあれば、家造りの視野が一気に広がり、自ずと勉強しはじめる施主は少なくないと思います。

もちろん、快適生活には断熱だけでなく、間取り、耐震性能、生活動線、空調計画、日射、メンテナンスし易さ等々色んな要素を考えないといけません。

難しいところはプロにお任せし、何より大事なのは安心して設計施工をお願いできる方に出会えるかどうか。

 

我が家の場合は、知人を通じて高気密高断熱住宅を建ててもらえる工務店と出会えました。

工務店のツテが全くない場合、信頼できる団体に所属・登録されていて一定の評価を受けているというのは、施工をお願いするかどうかの良い判断材料になると思います。