2かいだてのいえ

~あたたかい家づくりを目指した備忘録~

【要望リスト】を考える。~ちかはんかいだてのいえ~

初回面談の後、設計士さんへ家に対する希望を伝えるため、この時点での自分たちの考えを整理しました。
設計士さんのブログで内容を紹介していただいています。

設計士さんのブログにもあるとおり、同じ設計事務所で素敵な家を建てられた施主さんの考えをかなり参考にさせてもらっていました。勝手にスミマセン^^;
設備などの検討過程をみてもスゴく考えられているのが分かります。家は設計士さんや大工さんだけではなく施主も含めて造りあげるんだなぁと身の引き締まる思いです。


ここ数年、仲間たちが家を建てていくのを羨望の眼差しでみていたので、要望リストには良いか悪いか色々詰め込んでしまった感がありますが、私たちに本当に必要なものが何なのかを考えるとても良い機会でした。
設計士さんからプランをいただいて、私たちの考えがどう変わっていくのか、気づかなかった部分に気づいていくのか楽しみです。
備忘録として要望を記載します。

❏家に「これだけは叶えたい」というものはなにか。
(具体的なことでも抽象的なことでも可。家への「想い」)

 ☆あたたかい家

 ☆緑のある家

 ☆耐震等級3

❏希望する部屋数
(例:LDK+寝室+子供部屋×2。客間は不要。トイレは1階と2階に必要か)
LDK(客間は不要だが、お仏壇を置くスペースが欲しい)+寝室+子供部屋×2
・子供部屋の仕切りは成長してから設置
・2階トイレ必要

❏それぞれの部屋に具体的な要望があれば
(例:洗面脱衣室は広く。個室は狭めでも良い。)
LDK
・お仏壇は少し奥まったところにあって欲しい。
・ランドセル、学用品置き場、おもちゃの収納
・子供が床に座ってTVを見るときにある程度の距離(2m以上)がとれるように、ゆとりが欲しい。(→今のアパートはTV前のスペースが狭く、気づくとTVに接近して見ているのが気になってます。)

●浴室、洗面脱衣室
・浴室は0.75坪でもいいので、洗面脱衣室は広くしたい。

●個室
・広すぎず、狭すぎず。

❏キッチンへの要望(例:対面キッチン。ガスor IH。その他こだわり)
・天井は低めで。高い収納が使いにくいのと、いつもキレイにしておく自信がないのでオープンすぎないのがいい。
・ガス希望
・対面キッチン
・シンクの並びは、左側からガスコンロ、作業スペース、シンクが希望。
・シンクの下は開けてゴミ箱のスペースに。
・食器棚欲しい

❏収納の要望
(仏壇、神棚、ピアノ、自転車、など新居に置くことが決まっているものはあるか)
(タイヤ、除雪用具など外収納の必要性)
・お仏壇、電子ピアノ(電子ピアノは2階の廊下でも可)
・自転車、タイヤは外収納におきたい
・冬季の冷収納は欲しい
・可能な限り造作としたい
・シューズクローゼット、コート掛けを玄関脇に欲しい

❏洗濯へのこだわり(例:外干しor 中干し。乾燥機ありなし)
・乾燥機希望(乾太くんが有力)
・中干しで終わらせたい。
・布団は布団乾燥機使用。

❏食事中はTVを見るか(ダイニングテーブルとTVの位置関係)
・見えなくていい。

❏必要な駐車場の台数
(例:2台。+カーポート必要)
・今は1台、カーポート必要。勤務地次第では2台になる。
・来客車を駐められるスペース。

❏その他なにかあれば(どんなことでも)
・ダイニングテーブルとキッチンカウンターの位置はつなげてみたいけれど、どちらでもいい(強いこだわりというわけではない)。
・軒下をうまく活用し、半屋外空間を作りたい(ニンニクや玉ねぎを干せる)。
・雨の日に車から降りて濡れずに玄関まで行けるようにしたい。
・庭との繋がりがあるといい。

などです。


子どもたちにも改めてヒアリング。
☆娘⇛2階にトイレがあるおうち希望。
☆息子⇛100階建てで4人乗りエレベーターのあるおうち希望。あと、秘密基地(床下空間)。
希望として聞いておきました。2階トイレと秘密基地《ちかはんかいだてのいえ》はお願いしましょう!!


間取り思案中

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設計事務所との初回面談。

設計事務所との初回面談は2019年7月初旬に行いました。

アパートまで足を運んでいただきありがとうございます。

 

精一杯の掃除と整理整頓して緊張してお迎えしました。

おいでになった設計士さんは柔らかい雰囲気をお持ちの方でした。

 

初めてメールを送ったときは、

「返事きた?」

「まだ。」と、

2人でソワソワ、ドキドキ。

 

ブログを読み漁り、世界一周の旅をされていたことや家に対する考え方などを予習しました。

実際にお会いして、”豊かな生活を送る”という点に共感し、疑問に思っていたことにも納得できる返答をいただき、探し求めていた『ストンと心に落ちる』感覚を覚えました。

 

地元に戻り、地元で家を建てます。

今後また転勤があり、子どもたちも進学などで家を離れて行くと思います。

帰る場所としての、待つ場所としての、みんなの集合場所となる我が家をこの人にお願いしたいと思いました。

 

世界一周の旅の際に書かれたスケッチを見させていただいた時、とても素敵なスケッチで芸術家なんだなぁと改めて思いました。

芸術的な能力に極めて乏しい私たちは、家ができる過程を子どもたちに見せたいと思っています。

”モノをつくる”仕事ってかっこいい。

子どもにはいろんな仕事があることを知ってほしいです。
お菓子もテレビもゲームも文房具もお家づくりもいろんな人が携わってつくりあげてるんだと、少しでも理解できればもう少し大事に使ってくれるかなぁ^^;
 

 

話が逸れましたが、私たちが建てたいと思う家は

 ☆あたたかい家(高気密・高断熱)

 ☆緑を感じられる家

 ☆耐震等級3

 

最近はあまり行けていないのですが、古民家が好きで、旅先で〝豪農の館 ◯◯家〟を発見すると自動的にコースに組み込まれます。

建築的なことはわからないのですが、

梁長ーいとか、畳でっか!とか、この石どうやってあげたの?!とか、冬寒そう!とか、階段が急すぎるぅぅとか言いながら、見てまわります。

 

何が言いたいかというと、

古いモノに魅力を感じます。

杉板の経年変化が好きです。

私たちも一緒に経年美化(できる?!)したいです。

杉板外壁の耐久性の高さやメンテナンスにもお金がかからないことも決め手になりました。

 

「夏の日射について」などの疑問点には、実体験をもとにお話してくださるので説得力があります。

誠実であり、イイとこ探しがうまい。

 

また、施主様のご厚意で建築途中の家を見させてもらい、

この設計士さんが提案した空間を体感することができたことも大きかったかもしれません。


まとまりのない文章になりましたが、いろいろと思いをお話できてとても有意義な初回面談でした。

 

 


カマキリとの対決。敗北(さわれず)。
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設計事務所の紹介


私たちが家づくりをお願いしている設計事務所の登場です。

色々調べてたどり着いた事務所は エスネルデザイン

 

 

 

超高断熱

全館空調で快適空間

高基礎、床下メンテ、床下収納

構造計算された耐震性の高い家 などなどなどなど

 

あれ?私たちが気になるキーワードがたくさんある!?

 

 

これらはほんの一部ですが、ブログに載せている情報が多岐にわたり分量が多い。でもわかりやすいので読みやすい。

 

そして、全ての前提として「豊かに暮らすこと」を提案されています。

〝小さい家、大きなゆとり〟に共感し、

自分が納得できる部分が多かったのが決め手だったように思います。

 

 

ファイナンシャルプランナーへの相談

 

工務店をすぐに決断できなかった理由の一つに、予算が明確になっていなかったということだと思います。

ぼんやりと、月々◯万円でトータル◯千万くらいなら払えるかな・・程度。

今となっては夫婦共に優柔不断で心配性な性格が功を奏し、焦って家づくりをすすめないで良かったのかな^ ^と思えます。

 

資金面の不安は、周囲の方から勧めてもらったファイナンシャルプランナーに相談することで解決しました。

 

FPさんのホームページ

 

事業内容は

(1)家づくり全般に関する相談業務

(2)家計改善のアドバイス及び生涯設計プランの作成業務

とされており、幅広い知識をお持ちです。

 

将来に向けての収支予測を診断し、適正な借入金額を把握することで無理のない返済計画が可能となります。

 

我が家は幸いなことに土地の目処がついていたので、土地探しを手伝ってもらう必要はありませんでしたが、世にある様々なローン商品の中から適する商品を自分たちで選ぶ自信はありません。

 

時間をかけて独学で調べたとしても、人生初のローン選びで最適な判断となっているか不安がつきません。恐らくできませんし、結局決められない。

 

多少費用をかけてでも、知識経験をもった人から我が家に合ったローン商品を紹介してもらうことで時間もトータル費用も節約できると考え、ローン選び等をサポートしていただく契約を結びました。

 

収支診断にあたり毎月収支の自己分析できましたし、これからの見通しも立ち安心して家づくりを進められるようになったと思います。

 

 

新潟市新津美術館に行ったついでにお散歩お散歩。

古津八幡山遺跡というところで、遊具は無いですが虫探しだけで子ども達は満足。

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工務店への設計施工一括依頼から設計士へ

色々な人からアドバイスをもらい、なんとなくの方向性が決まるところまではスムーズだったのですが、そこで行き詰まります。

なんとなくだったから決まらなかったのですが。

 

何を決め手にすればいいのかよくわからなくなり、春先のいい気候だったことも重なって「もうアパートのままでいーかも。。。」とトーンダウンしたりして。

 

勉強していくと、設計者(施工監理)と施工者を分離して契約する方法があることを知ります。

 

職業柄、施工者以外の目でプロセスチェックする事はとても大切だと思っています。

しかし、住宅に関しては工務店やHMに一連でお願いする事が当たり前。少なくとも私たちにはそうでした。

 

住宅の設計(施工監理)と施工分離について、詳しくは設計士さんのブログに記載されています。

記事がたくさんあるので2つほどリンクを。

 

 

住宅の設計(施工監理)と施工分離は多くの人にとっては馴染みがないのではないのでしょうか。

私たちもそうでしたし、親に話しても『大丈夫なのか?』と言われるくらいです。

また、設計士に頼む顧客は見た目的なデザインを最優先していて価格も高い、なんて失礼なイメージを持ってたりして。(間違ってました。スミマセン。)

 

『施工監理』を何度も書いたのは、設計士さんにお願いするキッカケとして重要視したから。

人間ですから、意図的ではないミスや手違いの可能性はゼロではないと思います。また、たまに流れる信じられないような有名会社の偽装事件ニュースが頭をよぎります。

かといって、私たち素人ではチェック機能が働きません。もし疑問があっても施工者さんにはなかなか言えなそう(^_^;

そんなとき、設計を熟知した方に『施工監理』してもらうことが、心配性な我が家にとって安心に繋がると考えました。

当然ながら、工務店が良い悪いというコトではありません。

 

施工とは別契約なので、施主の立場から見てもらうというのもとても重要。

構造力学の視点からもチェックが入れば、施工者さんにもメリットがあるのでは?と勝手に考えてます。

諸々のメリットは設計士さんのブログで^_^

 

 

一度設計事務所のお話を聞いてみたいと思いました。

「高気密・高断熱」を知る

少しずつ家づくりの勉強しているなかで、高気密・高断熱というキーワードを知りました。

チラシなどで格安住宅でも同じ謳い文句で宣伝していますので、なんとなく見覚えはありましたが、深く知ることはありませんでした。

特に知ろうとしていなかった、というほうが適切かもしれません。

友人からの助言・紹介で「高断熱住宅」に関するセミナーに参加する機会がありました。

私たちにはこれが非常に幸運だったと思います。(感謝感謝)

 

 

セミナーでは、

「ガラス・サッシ性能」

「付加断熱」

「熱交換換気」

「冬季の暖房費(燃費)」

といった説明がありました。

広く触れる程度の内容だったのかもしれませんが、聞いたことがない話ばかり。

 

これ以降、暖かく過ごしやすい家にするにはどうしたらよいのか、関連書籍やインターネットで素人知識を蓄えていきました。

間取りへの興味よりも優勢してました(^^;

 

 

熱源を多く強くして冬をやり過ごす。

夏は窓を開けて風をいれる。限界がきたらエアコンを点ける。

実家でもアパートでもそうやって過ごしています。
いままで行っていたこれらの方法ではなくても、家自体の性能を上げられれば快適に過ごせることを知ったのです。

 

とは言っても、高気密高断熱と謳っている家を建てた人が「冬は寒い」と言ってたのを聞いています。

高気密高断熱といってもあたたかい家とは限らないの!??心配性な私たちは後悔しない為の情報収集を続けました。

家を建てる目的は・・・

情報収集を始めたのですが、漠然と「家を建てるのが当たり前」という感覚になっていました。

 

情報収集を始めた頃の家を建てる目的といえば、、

 

①あたたかい家

 冬の朝、お風呂、外出から戻ったとき、結露等々から解放されたい。

 

②憧れの持ち家が欲しい。子どもたちの地元として帰る家をつくりたい。

 

③ゆとりのある空間が欲しい

 実家は各部屋が廊下で仕切られていてそこそこの広さでしたし、社宅もある程度余裕がありました。また、アパートが狭い漠然と広い家がいいと思ってました。

   でもお金かかるし、掃除大変だし、子ども巣立ったらムダが多くなるし、、、という葛藤。

 

④・・・

 あとは何だったろうか。今思うとその程度で明確なモノを持っていなかった気がします。

 

友人と家づくりの話をすると、『どんな家?広い家?』みたいなことを聞かれて、『うーん』となることしばしば。

 

とある友人の助言をキッカケに、床下エアコンしか知らなかった私たちの家づくりの方向性が徐々にハッキリとしていったのです。